【つみたてNISA】投資信託は何を買うべきか〈具体的な銘柄も〉

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ちゅーや
こんにちは、ちゅーやです。

今回は、私のつみたてNISAで購入している投資信託を紹介したいと思います。
つみたてNISAで何を買うかの参考にしていただけたら嬉しいです。

また、つみたてNISAに関する記事を公開していますので、あわせてご覧ください。

こんなひとにおすすめ

・なんとなく選んだ投資信託を買っている人。
・どの投資信託を買えばよいかわからない人。

・どのように投資信託を選んでいるか知りたい人。

目次

つみたてNISA購入銘柄

私は、2つのファンドをつみたてNISAで購入しています。

①eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
②eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式の運用方針は以下の通りです。

各マザーファンド受益証券への投資を通じて、主としてMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に採用されている日本を含む先進国および新興国の株式等に投資を行い、信託財産の1口当たりの純資産額の変動率を対象インデックスの変動率に一致させることを目的とした運用を行います。
マザーファンド受益証券の組入比率は高位を維持することを基本とします。
対象インデックスとの連動を維持するため、先物取引等を利用し株式の実質投資比率が100%を超える場合があります。
実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)運用報告書

一言でいえば、全世界の株式に為替ヘッジ無しで投資しますよということです。

我々個人投資家は日本円で投資しますが、運用会社は米ドルやユーロ等で海外株式を購入します。そのため、こうした投資信託は為替の影響も受け価格が変動します。
為替ヘッジとは、こうした為替の値動きリスクを減らそうとする運用方法で、為替ヘッジ有りの投資信託は手数料が上がってしまいます。

なぜ、eMAXIS Slim 全世界株式を購入しているか、ポイントは2つです。

①世界の人口はまだ増加のフェーズで、世界的・長期的にみれば経済は拡大
②eMAXIS Slim の手数料が非常に安い
ちなみに、全世界株式に投資できる投資信託は以下の記事で解説しているので気になる方はチェックしてみてください!

世界の人口は増加・世界経済は成長

国連の試算では、人口は当面伸び続け、2100年に109億人でピークを打つとされています。
もちろん違う意見もあり、他の専門家の中には、2050年頃に世界の人口はピークを打つと予測している人もいます。

下の図は、国連と米ワシントン大の推計を比較したグラフですが、米ワシントン大はアフリカなどの途上国の出生率の低下を危惧しているようです。

性教育が進んでいくにつれ、また、生活が豊かになるにつれ出生率が下がるのは納得できます。

ここで重要なのは、いずれにしてもしばらくは人口増加が続くということです。

人口が増えれば、財・サービスの消費額が増え、経済も拡大していくことが想定されます。
こういった背景があることから、安定的な成長を見込める投資先として、全世界株式に投資を行っています。

eMAXIS Slim の手数料が非常に安い

これは、eMAXIS Slim のHPをご覧いただければ、すぐにわかりますが、eMAXIS Slim は業界最低運用コストにこだわっています。

下図は、eMAXIS Slim米国株式の例ですが、純資産額が一定になると信託報酬率が下がる仕組みである「受益者還元型信託報酬率」を採用しています。

eMAXIS Slim の各ファンドの信託報酬引き下げ実績は以下の通りです。
この数年でeMAXIS Slim全世界株式は0.24%→0.1144%まで引き下げられています。

eMAXIS Slim の運用会社は、他の投資信託よりも低コストを目指すことを公言しており、今後もコストが下がることが期待できます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

2つ目はeMAXIS Slim 米国株式です。

S&P500に投資できる投資信託については以下の記事で比較を行っているので良ければ参考にしてください!

S&P500に投資できる投資信託SBI・VとeMAXIS Slimを徹底比較! | ちゅーやブログ (tyuya-toshi.com)

実は、前項で説明したeMAXIS Slim 全世界株式と同様の値動きをしますので、eMAXIS Slim 全世界株式だけでも問題ないのですが、個人的な好みとして米国株比率を若干高めています。

具体的には二つの理由があります。

米国ではイノベーションが生まれやすい

米国の文化として「失敗をする文化」が挙げられます。これは日本にはないものなので見習いたいものです。
この「失敗する文化」があるからこそ、様々なイノベーションが生まれやすく、資本も集まりやすくなるのです。
未来がどうなるかは分かりませんが、第二、第三のGAFAを期待しています。

米国は人口が拡大している

2019年に国連が公表した世界人口予測では、2050年におけるアメリカの人口を3億7,942万人と推計しており、現在3億2,906万人から増加の見込みとなっています。

2100年では、4億3,385万人となる予測で、長期における人口増加が見込まれています。

全世界株式の項でもふれたとおり、人口拡大局面においては経済は拡大することが期待できます。
加えて、米国の人口拡大は新興国のそれとは性質が異なるもので、「信頼感」と「歴史」のある米国が長期にわたって「人口拡大」し、「経済が発展」する事実は世界中のお金が集まる要因になりえるため、株式は今後より一層成長する可能性があります。

もちろん足踏みする期間はあるでしょうが、長期的にこれほど信頼感のある国はないでしょう。

世界株式と米国株式は値動きが似ている

投資先の60%が米国?

下図は、eMAXIS Slim 全世界株式の構成比率です。

これを見ると、米国株の構成比率が60%近くになっています。

次項に記載する相関係数の話と前後しますが、世界株式と米国株の相関係数が高いのは構成比率にも一因がありそうです。

全世界と米国の相関係数

相関係数とは、2つのデータがどえ情報化・企業の世界進出等様々な要因がありますが、全世界株式と米国株式は近年同様の値動きをしており、相関係数が高くなっています。

引用:PICTET

2000年以降は相関係数が高くなっており、時々0.8を割る程度ということが分かります。

そのため、分散投資にならないから、全世界株式と米国株式の二つに投資する意味は無い言われたりもします。

実際、私も分散投資の効果は見込めないと思っています。
もはや好みの問題だと思います。

まとめ

今回は私がつみたてNISAで購入している商品を紹介しました。

eMAXIS Slimはコストが低く、良い投資信託です!

eMAXIS というよく似た名前のファンドもありますが、こちらは運用コストが高い投資信託です。
必ず「Slim」がついているかを確認してください。

投資地域に関しては、私は米国株式と全世界株式を購入していますが、その他にも、先進国、新興国、全世界(除く日本)などがあります。

ただ、近年ではどれも相関係数が高いので、分散効果は見込めないかもしれません。自分が納得できる投資地域を選んでください!

ちゅーや
最後までご覧いただきありがとうございました!
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