SBI・V・全世界株式は投資すべき?eMaxis Slimとも比較!

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ちゅーや

こんにちは、ちゅーやです。
今回は、SBI証券の新投資信託を紹介していきます!

この記事を読めばわかること
✔ SBI・V全世界株式とその他投資信託の比較
✔ SBI・V全世界株式は投資すべきか?

目次

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドとは?

SBI証券が販売するSBI・Vシリーズ

ファンド名SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
愛称: SBI・V・全世界株式
運営会社SBIアセットマネジメント株式会社
連動指数FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
信託報酬率税込0.1338%程度
(2022年3月10日に費用が引き下げられました)

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは、愛称「SBI・V・全世界株式」であり、SBI証券が展開するSBI・Vシリーズのファンドです。

SBI・Vシリーズは4つ目のファンドであり、他にはS&P500、全米、米国高配当ファンドの3つが設定・運用されています。

ファンド名信託報酬率
年率(税込)
SBI・V S&P500インデックスファンド0.0938%程度
SBI・V 全米株式インデックスファンド0.0938%程度
SBI・V 米国高配当株式インデックスファンド0.1238%程度

いずれのファンドも信託報酬が低く抑えられており、優秀なファンドであると言えます。

SBI・Vシリーズのファンドは、米国のヴァンガード社が運用している優良な低経費率のETFに投資することで低い信託報酬率を実現しています。

今回運用開始がアナウンスされたSBI・V全世界株式は、ヴァンガード・トータル・ワールド・ストックETF(通称”VT”)に投資しています。このETFの経費率が0.08%なので、SBI・V全世界株式の信託報酬率も0.1338%程度と低く設定されているというわけです。

ただ、投資信託にはいわゆる「隠れコスト」と呼ばれる経費もあります。

隠れコストは運用が開始されないと見えてこない手数料なので、これからの動向に注目です。

eMAXIS Slim全世界株式や楽天VTとの比較

手数料の比較

全世界に投資できる信託報酬率が低い投資信託として、eMAXIS Slim全世界株式楽天VTを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。

この2つの投資信託も信託報酬が低く非常に優秀なインデックスファンドですが、実際どの投資信託に投資するのが最も良い選択肢なのでしょうか?

通常インデックスファンドは投資地域が同じであればほとんど同じ値動きをするので、パフォーマンスやリスクには差がないと仮定し、手数料にフォーカスしてまとめてみました。

SBI・V全世界株式eMAXIS Slim全世界株式楽天VT
指数FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
信託報酬率(年率/税込)0.1438%0.117%0.212%
隠れコスト(年率/税込)???0.061%0.028%
合計(年率/税込)0.1338%+α0.178%0.240%
評価☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
備考VTへ投資VTへ投資

SBI・V全世界株式の信託報酬率は0.1338%と発表されており、他の投資信託よりもお得に投資できる可能性が高いです。

ただ、eMAXIS Slimや楽天VTも十分に手数料が安い投資信託なので、今保有している投資信託を売却してまでSBI・V全世界株式を購入する必要はないと思います。

パフォーマンスは本当に同じ?

では、指数の違いで本当にパフォーマンスに差はなかったのか見ていきましょう。

パフォーマンスの数値はそれぞれの投資信託の月報に記載されていた数値を使用していますが、2022年1月2日現在、2021年11月までの月報しか出ておらず、以下の数値は2021年11月30日時点のパフォーマンスになります。

SBI・V全世界株式eMAXIS Slim全世界株式楽天VT
指数FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
1か月???-1.0%-1.3%
3か月???3.5%+3.1%
6ヶ月???+8.4%+7.6%
1年???+31.7%+31.6%
3年???+59.3%+59.6%

上表を見る限りかなり近いパフォーマンスが出ていることが確認できます。

また、SBI・V全世界株式は楽天VTと同様の運用方法なので、楽天VTのパフォーマンスと極めて近しくなることが予想されます。

SBI・V全世界株式は投資しても良い商品か?

  • SBI・V全世界株式は優良ファンド
  • 今保有している投資信託は売却せず、次に購入する投資信託をSBI・V全世界株式にするのはアリ

SBI・V全世界株式は、隠れコスト次第ではありますが、eMAXIS Slimよりもお得に投資できる可能性があります。

仮に、SBI・V全世界株式がeMAXIS Slimよりも手数料が低くても、わざわざ今保有しているeMAXIS Slimを売却する必要はありませんが、今後投資する枠をSBI・V全世界株式にしても良いかもしれませんね。

いずれにしても、まずは隠れコストがどうなるのか、要チェックです。

また、つみたて投資を行う際は以下の記事を参考にしてみて下さい!

まとめ

今回は、SBI・Vシリーズの新しいファンドであるSBI・V全世界株式について解説しました。

一旦様子見することがおすすめですが、決して悪い投資信託ではないので投資を検討しても良いと思います!

ちゅーや

最後までご覧いただきありがとうございました!

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