こんにちは、ちゅーやです。
今回は米国に投資できるETF3種類紹介します!
近年絶好調の米国株に投資できるETFは数多くありますが、有名なETFとして全米に投資するVTI、S&P500に投資するVOO、NASDAQ100に投資するQQQの3種類が挙げられます。
ただ、実際にどのETFに投資するのが適切か悩んでいる方も多いと思います。
そんな方々に参考にしていただける記事になれば幸いです。
VTI・VOO・QQQ徹底比較
基本情報
VTI | VOO | QQQ | |
運営会社 | Vanguard | Vanguard | Invesco |
連動指数 | CRSP US Total Market | S&P 500 | Nasdaq-100 |
設定日 | 2001/5/31 | 2010/9/9 | 1999/3/10 |
運用総額 | $1.3 T | $770.2 B | $204.5 B |
構成銘柄数 | 4025 | 510 | 102 |
経費率 | 0.03% | 0.03% | 0.20% |
配当利回り | 1.15% | 1.23% | 0.45% |
5年トータル リターン | 18.66% | 18.61% | 28.46% |
さすが米国の有名なETFなだけあり、一番少ないQQQでも20兆円以上もの運用総額があり、流動性の観点からはどのETFも申し分ありません。
そのほかの特徴に関しては以下の通りです。
✔ VTIが最もよく分散されており、QQQが最も集中投資
✔ VTIとVOOが手数料・配当利回りの観点からは有利
✔ 過去5年間はQQQが最もパフォーマンスが高い
上位10銘柄
VTI | VOO | QQQ | |
1 | Apple | Apple | Microsoft |
2 | Microsoft | Microsoft | Apple |
3 | Alphabet | Alphabet | Amazon.com |
4 | Amazon.com | Amazon.com | Tesla |
5 | Meta Platforms | Meta Platforms | NVIDIA |
6 | Tesla | Tesla | Alphabet |
7 | NVIDIA | NVIDIA | Alphabet |
8 | JPMorgan Chase | Berkshire Hathaway | Meta Platforms |
9 | Berkshire Hathaway | JPMorgan Chase | Adobe |
10 | Johnson & Johnson | Johnson & Johnson | Netflix |
合計 | 23.9% | 29.2% | 54.73% |
VTIとVOOは似たような銘柄が上位に来ていますが、QQQはAdobeやNetflixが上位10銘柄に構成されているだけではなく、細かい順位に差があります。
また、QQQは上位10銘柄でポートフォリオの50%以上を占めており、VTIやVOOよりもリスクが高く一発に期待できるETFと言えそうです。
✔ VTI≒VOO
✔ QQQは上位10銘柄でポートフォリオの50%を超えている
✔ QQQはMicrosoftとTesla、NVIDIAの順位が高く、AppleとMetaの順位が低い
セクター
VTI | VOO | QQQ | |
素材 | 1.90% | 2.50% | |
一般消費財 | 16.00% | 12.40% | 17.94% |
生活必需品 | 4.60% | 5.80% | 4.77% |
エネルギー | 2.90% | 2.70% | |
金融 | 11.50% | 11.40% | |
ヘルスケア | 13.10% | 13.30% | 5.73% |
資本財 | 13.30% | 8.00% | 2.71% |
不動産 | 3.50% | 2.60% | |
テクノロジー | 27.70% | 27.60% | 49.75% |
通信サービス | 2.90% | 11.30% | 18.25% |
公共事業 | 2.60% | 2.40% | 0.85% |
セクターもVTIとVOOが広く分散される一方で、QQQはテクノロジーセクターの比率が約50%程度もあります。
✔ VTIとVOOが広く分散されている
✔ QQQはテクノロジーセクターが約50%
パフォーマンス
ここ10年のパフォーマンスを比較してみました。
QQQが圧倒的なリターンを出していることがわかりますね。
VTIとVOOはほとんど同じ値動きをし、最終的なリターンも30%程度しか変わりませんでした。
米国ETFを購入できる証券会社
ネット証券大手:SBI証券
米国株式や米国ETF投資においてはSBI証券が最もおすすめです。
米国株式や米国ETFの買い付けにはドルが必要であるため、日本円をドルに替えなければならず、その際に最安の証券会社でも1ドルあたり25銭がかかります。
SBI証券も1ドルあたり25銭の為替手数料がかかりますが、住信SBIネット銀行で買い付ければ1ドルあたり4銭と為替手数料を節約することが可能です。
投資において手数料は最大の敵のうちの1つです。これを節約できるのは非常に大きいです。
また、SBI証券は業界大手の証券会社であり、日本株投資にも使えるほか、IPOの数も多くオールマイティな証券会社です!
楽天証券
最近非常に勢いのある楽天証券もおすすめです。
為替手数料こそSBI証券に負けてしまいますが、SBI証券は日本株と米国株のアプリが別々なのに対し、楽天証券では1つのアプリで完結します。
楽天証券はアプリの操作性も良く、非常に使いやすいです。
また、楽天カード決済でつみたて投資信託をすれば1%のポイントが付くのも魅力的です!
SPUの条件の1つにもなっているので、楽天経済圏を使っている方には特におすすめです!
最後に
今回はETFの比較を行いました。皆さんのETF選びの助けになれば幸いです!
✔ VTIとVOOはほとんど変わらない→より広く分散されるVTIが有利?
✔ さらに高リスク高リターンを望む人はQQQでも良い
✔ VTI&QQQやVOO&QQQもあり
最後までご覧いただきありがとうございました!
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