【VGK,IEV】欧州株ETF徹底解説!構成銘柄や国、経費率等を比較

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ちゅーや

こんにちは、ちゅーやです。
今回は欧州に投資できるETFの紹介です!

今回は、欧州に投資できるETFを2つ紹介し、比較していきます!

サムネイルなどに「1386」が残っていると思いますが、1386は上場廃止したため当記事の比較から削除しています。

この記事を読めば分かること
✔ 欧州株ETFの比較
✔ それぞれのETFの構成銘柄や構成国・セクター
✔ どのETFがおすすめか

目次

VGK vs IEV 徹底比較!

手数料や配当等の基本情報比較

スクロールできます
VGKIEV
正式名バンガードFTSEヨーロッパETFiシェアースヨーロッパETF
運営会社VanguardBlackRock
指数FTSEディベロップド・ヨーロッパ大中小型株インデックスS&Pヨーロッパ350指数
設定日2005/3/102000/7/25
運用総額$27.8B$1.57B
構成銘柄数1,239362
経費率0.09%0.60%
配当利回り2.88%2.26%
5年平均トータルリターン10.20%10.50%
運用総額

運用総額はVGKが最も多く、4兆円以上もあることがわかりました。IEVも2,000億円以上の運用総額があり、流動性に問題があるわけではありませんが、多いに越したことはありません。

実際、1386という日本のETFは運用総額600億円ほどありましたが、その後上場廃止となりました。

お金が戻ってこないわけではないですが、早期償還されることによる手間や、利益確定による税金支払が発生しますので、効率が悪くなってしまいます!

構成銘柄数

VGKの構成銘柄数はIEVの3倍以上あり、様々な銘柄に広く分散されています。

それでいて過去5年間のリターンは同様のリターンを出せており優秀です。

経費率

VGKは経費率でもIEVよりも優秀で、経費率0.09%はIEVの約6分の1となります。

IEVとこれほど手数料が離れているとなると、将来大きなリターンの差が生まれる可能性が高いでしょう。

配当利回り

配当利回りもVGKの方が高く2.88%となりました。

配当利回りが高ければ良いわけではない点は注意が必要ですが、配当をもらいたい方は重視して投資するのもありでしょう。

5年トータルリターン

過去5年間の年率リターンはIEVが若干勝る結果になりました。

過去の結果がすべてではないですし、誤差なのであくまで参考程度に捉えておきましょう。

上位10銘柄比較

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VGKIEV
1ASMLホールディングスASMLホールディングス
2SAPアストラゼネカ
3アストラゼネカロシュホールディングス
4HSBCホールディングスネスレ
5ネスレノバルティス
6ノバルティスSAP
7ロシュホールディングスHSBCホールディングス
8シェルシェル
9シーメンスシーメンス
10LVMHLVMH
18.82%20.06%

それぞれのETFの構成銘柄数と同様に、上位10銘柄の比率はVGKが低く、IEVが高くなっていました

VGKの方がより分散されているので、より値動きが穏やかになり、特定の銘柄が上昇した際にその成長を取りこぼすことがありません。

一方で、分散されているということは、大きなリターンを見込める確率は下がるということにもなります。ただ、VGKの過去のリターンはIEVよりも上なので問題ないと捉えることもできます。

投資セクター比較

VGKIEV
テクノロジー8.04%7.37%
金融23.30%24.29%
素材5.07%5.10%
一般消費財7.90%8.43%
エネルギー4.25%4.41%
資本財20.40%18.22%
生活必需品8.49%9.22%
ヘルスケア12.84%14.16%
公共事業4.45%4.60%
通信サービス3.97%2.96%
その他3.09%1.24%

構成国比較

VGKIEV
イギリス23.3%22.5%
フランス14.5%14.9%
ドイツ13.9%14.3%
スイス13.7%15.2%
オランダ7.0%9.3%
スウェーデン5.6%4.6%
スペイン5.5%5.5%
イタリア5.4%4.8%
デンマーク3.0%2.9%
ベルギー1.8%1.6%
その他6.3%4.4%

まとめ

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VGKIEV
運用総額☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
構成銘柄数☆☆☆☆☆☆☆☆★★
経費率☆☆☆☆☆☆☆☆★★
配当利回り
セクター資本財が多い金融が多い
構成国イギリスが多いオランダと
スイスが多い

リターンはどれくらい出るの?

過去10年のチャート

引用:tradingview

2000年代後半は米国をアウトパフォームしていた

引用:tradingview

ここ数年は米国株が強かったため忘れがちですが、欧州株が米国株をアウトパフォームしていた時期も存在します。

2010年代は米国株の時代でした。これからは欧州株が米国株を上回ることもあるかもしれません。

欧州株ETFはVGKがおすすめ!

  • 経費率が0.08%と最安値
  • 構成銘柄数が最も多いが、過去のリターンは高い
  • セクター・構成国に偏りが少ない

VGKはETF選びで非常に重要な経費率が低いだけでなく、IEVよりも幅広く分散されています。

また、リターンはIEVと同等と優秀なETFと評価できます。

特定のセクターや国に将来性を感じているなどの事情があれば、IEVも投資対象になると思いますが、迷ったらVGKで問題ないでしょう。

欧州株ETFを購入できる証券会社

ネット証券大手:SBI証券

VGKをはじめとする米国ETF投資においてはSBI証券が最もおすすめです。

米国株式や米国ETFの買い付けにはドルが必要であるため、日本円をドルに替えなければならず、その際に最安の証券会社でも1ドルあたり25銭がかかります。

SBI証券も1ドルあたり25銭の為替手数料がかかりますが、住信SBIネット銀行で買い付ければ1ドルあたり6銭と為替手数料を節約することが可能です。

投資において手数料は最大の敵のうちの1つです。これを節約できるのは非常に大きいです。

また、SBI証券は業界大手の証券会社であり、日本株投資にも使えるほか、IPOの数も多くオールマイティな証券会社です!

楽天証券

最近非常に勢いのある楽天証券もおすすめです。

為替手数料こそSBI証券に負けてしまいますが、SBI証券は日本株と米国株のアプリが別々なのに対し、楽天証券では1つのアプリで完結します。

楽天証券はアプリの操作性も良く、非常に使いやすいです。

また、楽天カード決済でつみたて投資信託をすれば最大1%のポイントが付くのも魅力的です!

まとめ

今回は、欧州に投資できる投資信託について解説しました。

欧州株に投資する際に参考にしてください!

ちゅーや

最後までご覧いただきありがとうございました!

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