【大損しないために】リスク許容度のはかり方を解説!

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ちゅーや

こんにちは、ちゅーやです。

今回は、リスク許容度について説明します。

コロナショックから株式投資を始めた方も少なくないはず。
その方たちは、大きな右肩上がりの相場を経験し、株は上がるのが当然と思っている方も少なくないかもしれません。

ただ、株式は時に長期間にわたって下落し続けることもあります。
そんな時にでも株式市場から退場せず、精神的にも安定した生活を送るためには自身の「リスク許容度」を知ったうえで投資をすることが必要です。

この記事を見れば、自分のリスク許容度はどの程度なのか、またどれくらい投資すれば良いのか方向性が見えてくるはずです。
ぜひ最後までみてください!

目次

リスク許容度について

リスク許容度とは?

投資にはリスクが付き物です。
このリスクをどの程度受け入れることができるかをリスク許容度と呼んでいます。

ちなみに、投資においてリスクとは「標準偏差」のことを指し、分かりやすくすると「バラつき」のことです。
つまり、リスクとはその投資商品がどれだけ大きく上下するか、と言い換えることが出来ます。

なぜリスク許容度が重要なのか

①リスク許容度を知ることで狼狽売りを避けることが出来る
②自身の生活を守ることが出来る

①リスク許容度を知ることで狼狽売りを避けることが出来る

リスク許容度が低い人の例で考えてみましょう。
リスク許容度が低い人がリスクの高い商品に投資してしまうと、暴落が起きた際にその値動きに耐えられず、冷静さを失ってしまい、狼狽売りをしてしまう可能性が非常に高いです。

暴落時に売ることが悪いというわけではありませんが、冷静な判断ができていないという点は投資のリターンを下げる大きな要因となります。

②自身の生活を守ることが出来る

適切なリスク許容度を知らないがために、大きな額を投資もしくは高すぎるレバレッジをかけることにより、自分の生活費までもなくしてしまう人は思いのほか多いです。

「そんな人聞いたことない!!」と思うかもしれませんが、人はそんな失敗談を人に話すことはなかなかありません。
皆さんが知らないのも当然でしょう。

しっかりと自分のリスク許容度を把握し、自分の生活に支障をきたさないように投資額をコントロールすることは非常に重要です。

リスクとリターンの関係

投資は基本的にリスクとリターンが相関する傾向にあります。
つまり、リスクが高いほど高いリターンを期待でき、リスクが低いほど低いリターンしか期待できないということです。

現在の投資商品で例えると、リスクが低い商品が先進国の国債、リスクが高い商品が仮想通貨といったところでしょうか。
仮想通貨は2倍になるポテンシャルを秘めていますが、国債は2倍になることはほぼありえません。
一方、仮想通貨は半分の価値になる可能性もありますが、国債は半分の価値になることはほとんどないでしょう。

大きなリターンを求めるならリスクを大きくとる必要がありますが、必要以上にリスクを取りすぎると冷静さを失い、リターンを悪化させる要因になるので、適度にリスクをとることが非常に重要です!

リスク許容度のはかりかた

①年齢
②投資経験
③家族構成
④生活水準

⑤仕事
⑥投資性格

年齢

投資をするうえで年齢は大きく意識するべき要素です。

年齢が低いほど、これからたくさんの給料を稼ぐことが出来るため、投資で少し失敗しても巻き返せます。
しかし、年齢が高いほど、これから稼ぐことが出来る給料が少ないため、投資に失敗すると老後の生活に響いてしまいます。

そのため、年齢が低いほどリスク許容度が高い傾向があります。

年代ごとのリスク許容度と株式比率の例を下の表にまとめたので参考にしてください。
100%-年齢が株式比率の適正とよく言われますが、高齢になればなるほどもう少し株式比率を減らしてリスクを抑えるべきだと私は考えています。

年齢リスク許容度株式比率(例)
10代90%
20代80%
30代やや高70%
40代50%
50代やや低30%
60代~10%

投資経験

投資経験が長い人は、上昇相場も下落相場も数多く経験しており、少しのことで動揺することは少ない傾向があります。
また、投資経験が長いと、その場その場で適切な判断を下すことが出来るので、より損失を少なくすることができます。

ただ、投資経験が短い人は、そういった相場観が未熟であるがために大きな損失を出してしまう可能性があります。

投資経験リスク許容度
1年未満
1~3年やや低
3~5年
5年~10年やや高
10年以上

家族構成

家族構成もリスク許容度をはかるうえで重要な指標です。

例えば、独身の方は自分が生活できるお金を残せばよいのに対し、家族がいる方は、子どもの学費など将来必要な資金を守らないといけないため、家族がいる方は取って良いリスクは独身の方よりも小さくなります。

家族構成リスク許容度
独身
夫婦やや高
夫婦+子ども1人
夫婦+子ども2人やや低
5人家族以上

生活水準

投資の世界には「生活防衛資金」という考え方があります。
自分自身の生活費の数か月~1年分の資金を現金で確保しておくというものです。

生活防衛資金を確保しておけば、株式の大暴落が起きても株式を売って生活費に充てる必要がなく、生活水準を下げることなく生活を送ることが可能です。

そのため、生活水準はリスク許容度にかかわってきます。
生活水準が高い方は生活防衛資金をより多く確保する必要があるため、取れるリスクは低くなります。

仕事

仕事の種類によってもリスク許容度は変わってきます。
自営業は安定性が低いため、将来収入がゼロになる可能性があり、リスク許容度が低いと言えます。
一方、公務員は倒産がほぼありえないので、将来にわたって安定した収入を得ることができ、リスク許容度が高いと言えます。

仕事リスク許容度
公務員
大企業
(従業員1000人以上)
中堅企業
(従業員500人以上)
やや高
中小企業
(従業員500人未満)
自営業やや低

投資性格

最後に最も重要で、最も抽象的な性格についてです。

自分がどの程度までであれば、ストレスをため込むことなく投資ができるか、これを考える必要があります。

「100万円の含み損になるのは嫌だと思う人」や、「資産の20%の含み損なら我慢できる人」、「少しも損をしたくない人」といろいろな考え方があります。
ただ、これの厄介なところは実際に投資してみないと分からないところです。

少額から投資を始めていくことで「もう少しリスクをとっても耐えられるな」、「値動きが怖くて仕事が手につかない」と言った感覚が得られると思います。
その感覚を大切にして、自分のリスク許容度を見極めることが重要です。

リスク許容度を知るためにもまずは少額投資から!

少額投資をして投資性格を知ろう

リスク許容度を知るうえで最も重要な要素は投資性格です。

ただ、厄介なことに投資性格を知るためには実際に投資をしないと分かりません。
しかし、いきなり10万も20万も投資するのは怖いという方も多いと思います。

そこで、まずは少額投資から始めることをお勧めします。
慣れてきたら少しずつ元本を増やしていき、自分がストレスに感じない金額にとどめる練習をしてみてください。

買い付け手数料無料、1株から買える証券会社

投資は多額の元手がないと難しいというイメージがあるかもしれません。
特に日本株の場合、100株からしか購入することが出来ないため、安くても数万円、任天堂やファーストリテイリングなどは数百万円ないと買うことさえできません。

しかし、であれば、日本株を1株から買いつけることができるほか、投資信託の売買も可能です。
株式買い付け手数料が無料なのもうれしいポイントです。

さらに、では時々タイムセールを実施しており、数%ディスカウントされた株式を購入することもできます!

に関しては、別の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください!

まとめ:リスク許容度を知ってストレスフリーな投資生活を!

リスク許容度は投資をするうえで非常に重要なものなので、自分のリスク許容度はしっかりと把握してストレスの少ない投資を行いましょう!

以下の6つがリスク許容度を考えるときに重要となる要素です。特に⑥投資性格は一番重要ですが、これは実際に投資してみないと分からないので、少額から投資をしてみてください!

①年齢
②投資経験
③家族構成
④生活水準

⑤仕事
⑥投資性格

ちゅーや

最後までご覧いただきありがとうございました!

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