こんにちは、ちゅーやです!
申請すればもらえるお金は、ホームページ上に数多くまとめられていますが、それぞれの自治体にフォーカスした情報はあまりまとめられていないのが現状で、実際自分がどのような制度を活用できるのかわからない方も多いはず。
そこで今回は、世田谷区在住の方を対象にした「申請すればもらえるお金」を紹介していきます。
また、この記事では制度の概要を紹介しているので、制度を活用する際はそれぞれの詳しい内容を自治体のホームページで確認したうえでご活用することをお勧めします。
※2022年1月時点での情報となる点はご了承ください。
仕事関連でもらえるお金
休職や失業時に活用できる補助金をまとめました。
休職
内容 | 対象 | 申請先 | |
休業手当 | 賃金日数の60%以上×休業日数 | 会社から休業を指示された人 | 申請不要 |
療養補償給付(労災保険) | 治療費の全額 | 業務関係で病気やけがをした人 | 労働基準監督署 |
傷病補償年金(労災保険) | 給付基礎額×245~313日 | 業務関係でのケガや病気が1年6か月経過しても完治しない人 | 労働基準監督署 |
失業・退職
内容 | 対象 | 申請先 | |
失業給付 | 基本手当×所定給付日数 退職前2年間に雇用保険加入期間が12ヶ月以上ある場合(解雇の場合は1年間で6ヶ月以上) | 求職中の人 | ハローワーク |
再就職手当 | 基本手当×支給残日数×60or70% | 失業給付受給中に給付日数を1/3以上残して再就職した人 | ハローワーク |
就業手当 | 基本手当×30%×勤務日数 | 1年未満の雇用契約の仕事に再就職した人 | ハローワーク |
求職者支援制度 | 職業訓練受講給付金月額10万円 | ・ハローワークの指示で職業訓練を受ける人 ・世帯年収が月25万円以下の人など | ハローワーク |
住居確保給付金 | 家賃相当額場×最長9ヶ月 | ・家賃の支払いが難しい人 ・65歳未満で離職から2年以内の人など | 世田谷区 |
高齢者求職者給付金 | 基本手当×30日or50日 | 65歳以上で求職中の人 | ハローワーク |
出産・子育て関連でもらえるお金
出産や子育て時に活用できる補助金をまとめました。
ここでは、簡単な情報を載せています。それぞれの項目名をタップすれば自治体の該当ページに遷移するので、そちらで詳しい内容を確認してください。
出産
内容 | 対象 | 申請先 | |
出産手当金 | 標準報酬日額×2/3×最大98日分 | 出産日以前42日~出産翌日以後56日までに会社を休業し給与の支払いがなかった健康保険加入者 | 勤務先 加入する健康保険組合 |
新生児聴覚検査 | 3,000円 | 生後50日に達する日までに実施した新生児聴覚検査の初回検査 | |
妊婦健康診査 1回目 | 上限10,850円 | ・助産所で受診した方 ・里帰り等により都外または国外の医療機関で受診した方 | |
妊婦健康診査 2~14回目 | 1回あたりの上限5,070円 | ・助産所で受診した方 ・里帰り等により都外または国外の医療機関で受診した方 | |
超音波検査(1回分) | 上限5,300円 | ・助産所で受診した方 ・里帰り等により都外または国外の医療機関で受診した方 | |
子宮頸がん検診(1回分) | 上限3,400円 | ・助産所で受診した方 ・里帰り等により都外または国外の医療機関で受診した方 | |
妊娠高血圧症候群等医療費助成 | 健康保険適用後の自己負担額を助成 | 対象疾患にり患した方で以下に該当する方 ・前年分総所得税額が30,000円以下の世帯 ・入院見込期間が26日以上の方 | 総合支所健康づくり課 |
出産育児一時金 | 42万円 | 世田谷区の国民健康保険加入者が出産したとき 妊娠85日以上であれば、死産・流産(医師等の証明が必要)も支給 | 医療機関 もしくは世田谷区 |
入院助産 | 以下の条件を満たす方 ・住民税非課税世帯 ・住民税の所得割が19,000円以下の世帯 ・出産育児一時金が42万円未満の方 | 子ども家庭支援センター | |
産科医療補償制度 | 一時金600万円 毎年120万円×20回 | 以下の条件をすべて満たす場合 ・在胎週数が28週以上であること ・先天性や新生児期等の要因によらない脳性麻痺 ・身体障害者手帳1・2級相当の脳性麻痺 | 分娩機関 |
第3子以降の出産費一部助成 | 出産費の一部を助成 | 妊娠85日以上の流産及び死産を含み、3人以上の出産をした場合 細かい条件は世田谷区HPで確認のこと | 子ども育成推進課 |
子育て
内容 | 対象 | 申請先 | |
育児休業給付金 | 休業開始時賃金月額×67% | 育児休暇を取得する場合 | 勤務先 |
多胎児家庭タクシー料金助成 | 1世帯(多胎児1組)あたり24,000円 | 世田谷区民で1歳未満の多胎児を同一世帯で育てている保護者の方 | 子ども・若者部子ども家庭課 |
せたがや子育て利用券 | 額面10,000円の産前・産後サービスを受けられる利用券 | ネウボラ面接(妊娠期面接・産後面接)を受けた方で以下に該当する方 ・妊婦 ・2歳までのお子様がいるご家庭 | 世田谷区 |
子どもインフルエンザ予防接種費用助成 | 接種1回あたり1,000円減額 | 世田谷区に住所を有する、接種当日1~15歳(中学生まで)のお子様 | 医療機関 |
児童手当 | 最大月額15,000円 所得制限・年齢制限あり | 15歳到達後最初の年度末を迎えるまでの支給対象児童を養育している方 | 子ども育成推進課 |
児童扶養手当 | 1人目最大43,160円 2人目最大10,190円 3人目最大6,110円 所得制限あり | 18歳到達後最初の年度末までの児童(20歳未満で中度以上の障害を有する児童を含む)を養育し、下記1、2のいずれかを満たす場合。 1.父または母が、離婚・死亡・重度の障害を有する・生死不明・1年以上遺棄か拘禁・配偶者からの暴力(DV)で裁判所から保護命令書等の交付を受けている 2.母の婚姻によらないで出生 | 子ども家庭支援課 |
児童育成手当 | 児童1人につき13,500円 | 同上 | 子ども家庭支援課 |
ひとり親家庭の手当 | 児童扶養手当と児童育成手当が該当 | 子ども家庭支援課 | |
ひとり親家庭等の医療費助成制度 | 保険診療内の自己負担分の一部を助成 所得制限あり | ・国民健康保険など各種健康保険に加入 ・18歳到達後最初の年度末までの児童を養育しているひとり親家庭 | 総合支所子ども家庭支援課 |
障害手当 | 障害のある児童1人につき15,500円 | 心身に障害のある20歳未満の児童を養育している場合 | 子ども家庭支援課 |
特別児童扶養手当 | 重度障害 52,500円 中度障害 34,970円 | 心身に重度または中度程度の障害のある20歳未満の児童を養育している場合 | 子ども家庭支援課 |
就学奨励費(特別支援学級) | 学用品、通学用品費、給食費、通学費など | 区市町村立小学校・中学校の特別支援学級に在籍、または世田谷区立小学校・中学校の特別支援学級に通級している児童・生徒 | 世田谷区 |
就学奨励費(通常学級) | 給食費や学用品などの経費を一部補助 | 区市町村立小・中学校に就学する、次の表に掲げる障害の程度に該当する児童・生徒がいるご家庭の保護者 | 学務課 |
就学援助費(新入学用品費)入学前支給 | 新入学用品費(64,300円)の支給 | 以下の条件をすべて満たす方 ・世田谷区在住で、お子様が国公立小学校に入学予定であること ・生活保護を受給していないこと。 ・世帯全員の合計所得金額が支給対象基準金額以下であること | 世田谷区 |
就学援助費 | 年間約28,000円~130,000円 | 国公立小・中学校に在籍している児童・生徒の保護者で、次のいずれかに該当する方 (1)生活保護を受給している方 (2)世帯全員の合計所得金額が支給対象基準額以下の方 | 世田谷区 |
子ども医療費助成制度 | 健康保険診療の自己負担分 入院時の食事の自己負担分 | 下記の要件をすべて満たしているお子さま ・世田谷区内に住所があり、中学校3年生修了前であること ・国民健康保険または社会保険に加入していること ・次の医療助成を受けていないこと (生活保護、児童福祉施設入所者、里子) | 子ども育成推進課 |
住宅関連でもらえるお金
住宅購入時などに活用できる補助金をまとめました。
内容 | 対象 | 申請先 | |
住宅借入金特別控除 | 最大40万円×最長13年(税額控除) | 住宅ローンの借り入れをした人 | 税務署 |
すまい給付金 | 最大50万円 | 年収が一定以下で消費税が適用される住宅を購入した人(個人間売買は対象外) | すまい給付金事務局 |
住宅特定改修特別税額控除 | 最大20万円(税額控除) | 省エネ改修工事やバリアフリー改修工事を含む増改築をした場合 | 税務署 |
特定優良賃貸住宅 | 契約家賃 - 家賃減額補助金 = 入居者負担額 | 収入が一定の基準の範囲で賃貸住宅を必要とする人 | 住宅供給公社 |
また、住宅費用については助成を受けること以外にも初期費用を下げる方法はあります。
以下の記事で解説しているので気になる方はチェックしてみてください!
医療関連でもらえるお金
医療サービスを受けた時などに活用できる補助金をまとめました。
内容 | 対象 | 申請先 | |
高額療養費制度 | 医療費がひと月に一定額(自己負担限度額)以上になった場合に、超過分が払い戻される | 医療費がひと月に一定額(自己負担限度額)以上になった場合 | 加入している健康保険 |
医療費控除 | 最大200万円控除 | 1年間に世帯で医療費が一定額を超えた場合に課税所得から控除される | 税務署 |
セルフメディケーション税制 | 対象医薬品を年間で1万円2,000円以上購入した場合 | セルフメディケーション対象の医薬品をドラッグストア等で購入した場合 | 税務署 |
心身障害者医療費の助成 | 医療機関に受診の際は、助成が受けられる | 年齢・障害・収入などにより条件あり | 世田谷区 |
医療関連では、マイナンバーカードと健康保険証を紐づけることでマイナポイントを獲得することができます。
詳しくは以下の記事をご覧ください!
介護関連でもらえるお金
介護サービスを利用した際などに活用できる補助金をまとめました。
内容 | 対象 | 申請先 | |
高額介護サービス費制度 | 1か月に利用した在宅サービスや施設サービスの合計が、自己負担上限額を超えた金額が高額介護サービス費として支給される | 1か月に利用した在宅サービスや施設サービスの合計が、自己負担上限額を超えた場合 | 介護保険課 |
高額介護合算療養費 | 1年間のそれぞれの自己負担額の合算額が、介護合算算定基準額を超えた場合に、その超えた金額が支給される | 1年間のそれぞれの自己負担額の合算額が、介護合算算定基準額を超えた場合 | 国保・年金課保険給付係 |
高齢者向け住宅改修の助成 | 改修費の一部を助成 | 65歳以上の高齢者の方で、身体の状況から住宅を改修する必要がある人 | 各総合支所保健福祉課 |
介護休業給付金 | 休業開始時賃金月額×0.67 | 2週間にわたり常時介護が必要な家族を介護するために休業する場合 | ハローワーク |
まとめ
今回は、世田谷区の申請すればもらえるお金について解説しました。
とは言いつつも、世田谷区以外の方でも適用可能な制度も多く紹介したので参考にしていただけると思います。
また、これ以外にもまだまだ助成制度は用意されています。暇なときに調べてみるのも面白いかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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