こんにちは、ちゅーやです。
今回は、家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査、令和2年調査結果)のデータから平均貯蓄額を紹介します!
お金に関心を持ち、貯蓄を始めている方々にとって、どれくらい貯めれば良いのか、周りと比べて自分はどの位置にいるのかは気になるところだと思います。
今回はそんな方向けに平均貯蓄額や中央値を紹介します!
この記事を読めばわかること
✔ 貯金はいくらあるのか(全体・年収別・年齢別等)
✔ 収入をいくら貯蓄しているか (全体・年収別・年齢別等)
貯蓄をした後は投資にお金を回してさらにお金を増やしていきましょう!
データの見方
①:分類を示しています(例:年齢別、年収別)
②:金融資産を保有している世帯のみの統計です
③:金融資産を持たない世帯も含めた全体の統計です
④:各データを足し合わせ、データ数で割った値のこと
⑤:順位が中央である値のこと
平均値は、イレギュラーな値があるとその数値に引っ張られ、実態とは異なる値となることが多いため、一般的には中央値が見られることが多いです。
中央値より上ということは、世間の半分より上に位置していることを示すので、感覚的にもわかりやすくこちらを重視するのがおすすめです。
また、今回示すデータはすべて家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査、令和2年調査結果)から引用しています。
平均貯蓄(貯金)額・中央値
全体
平均値 | 中央値 | |
金融資産保有世帯 | 1,044万円 | 300万円 |
金融資産非保有世帯 | 653万円 | 50万円 |
年齢別
金融資産保有世帯
平均値 | 中央値 | |
20代 | 203万円 | 81万円 |
30代 | 484万円 | 206万円 |
40代 | 1,066万円 | 400万円 |
50代 | 1,601万円 | 622万円 |
60代 | 1,872万円 | 860万円 |
金融資産非保有世帯を含む
平均値 | 中央値 | |
20代 | 113万円 | 8万円 |
30代 | 327万円 | 70万円 |
40代 | 666万円 | 40万円 |
50代 | 924万円 | 30万円 |
60代 | 1,305万円 | 300万円 |
年齢は上がれば上がるほど資産額が増えていることがわかりますね。
若い方々は累計の収入額が低いことが大きな要因になっていそうです。
世帯主の産業別
金融資産保有世帯
平均値 | 中央値 | |
農林漁鉱業 | 211万円 | 215万円 |
建設業 | 654万円 | 287万円 |
製造業 | 887万円 | 400万円 |
運輸業・郵便業 | 870万円 | 243万円 |
卸売業・小売業 | 899万円 | 378万円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 362万円 | 130万円 |
医療・福祉 | 749万円 | 260万円 |
公務・教育・電気水道業 | 1,124万円 | 360万円 |
その他サービス業 | 919万円 | 300万円 |
金融資産非保有世帯を含む
平均値 | 中央値 | |
農林漁鉱業 | 70万円 | 0万円 |
建設業 | 399万円 | 36万円 |
製造業 | 616万円 | 119万円 |
運輸業・郵便業 | 527万円 | 50万円 |
卸売業・小売業 | 572万円 | 46万円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 196万円 | 5万円 |
医療・福祉 | 493万円 | 50万円 |
公務・教育・電気水道業 | 921万円 | 200万円 |
その他サービス業 | 578万円 | 50万円 |
農林漁鉱業や宿泊業、飲食サービス業が低い結果でした。企業にもよるので一概には言えませんが、収入が低いのかもしれませんね。
年収別
金融資産保有世帯
平均値 | 中央値 | |
収入なし | 1,059万円 | 202万円 |
300万円未満 | 788万円 | 191万円 |
300~500万円 | 958万円 | 367万円 |
500~750万円 | 1,990万円 | 750万円 |
750~1,000万円 | 2,443万円 | 1,708万円 |
1,000~1,200万円 | 2,005万円 | 1,500万円 |
1,200万円以上 | 3,302万円 | 2,040万円 |
金融資産非保有世帯を含む
平均値 | 中央値 | |
収入なし | 335万円 | 0万円 |
300万円未満 | 472万円 | 20万円 |
300~500万円 | 690万円 | 145万円 |
500~750万円 | 1,614万円 | 562万円 |
750~1,000万円 | 1,954万円 | 1,310万円 |
1,000~1,200万円 | 1,542万円 | 1,201万円 |
1,200万円以上 | 2,477万円 | 1,750万円 |
年収は上がれば上がるほど資産額が多い、と思いきや、1,000~1,200万円のところで一旦資産額が減少しています。ただ、この調査では年収が1,000~1,200万円の方は10人しかおらず、誤差が大きくなってしまっているのでしょう。
基本的には年収と資産額は比例すると考えて問題なさそうです。
持ち家別
金融資産保有世帯
平均値 | 中央値 | |
持ち家 | 1,898万円 | 987万円 |
非持ち家 | 698万円 | 200万円 |
金融資産非保有世帯を含む
平均値 | 中央値 | |
持ち家 | 1,431万円 | 476万円 |
非持ち家 | 408万円 | 20万円 |
持ち家とそうでない世帯で大きく資産額に差が生じています。
持ち家に住んでいる方はそうでない方と比較して年齢が高い傾向にあることが一つの要因になっていると思います。
居住地別
金融資産保有世帯
平均値 | 中央値 | |
北海道 | 538万円 | 285万円 |
東北 | 1,078万円 | 350万円 |
関東 | 1,265万円 | 400万円 |
北陸 | 1,564万円 | 100万円 |
中部 | 987万円 | 350万円 |
近畿 | 1,006万円 | 273万円 |
中国 | 786万円 | 200万円 |
四国 | 749万円 | 300万円 |
九州 | 638万円 | 240万円 |
金融資産非保有世帯を含む
平均値 | 中央値 | |
北海道 | 329万円 | 20万円 |
東北 | 679万円 | 70万円 |
関東 | 814万円 | 61万円 |
北陸 | 930万円 | 20万円 |
中部 | 659万円 | 89万円 |
近畿 | 602万円 | 24万円 |
中国 | 428万円 | 10万円 |
四国 | 445万円 | 40万円 |
九州 | 391万円 | 30万円 |
手取り収入に対する平均貯蓄(貯金)額
全体
総収入 | 臨時収入 | |
平均値 | 13% | 36% |
年齢別
金融資産保有世帯
総収入 | 臨時収入 | |
20代 | 18% | 42% |
30代 | 16% | 41% |
40代 | 13% | 33% |
50代 | 12% | 34% |
60代 | 8% | 25% |
世帯主の産業別
金融資産保有世帯
総収入 | 臨時収入 | |
農林漁鉱業 | 9% | 12% |
建設業 | 12% | 29% |
製造業 | 18% | 46% |
運輸業・郵便業 | 13% | 30% |
卸売業・小売業 | 14% | 35% |
宿泊業・飲食サービス業 | 11% | 31% |
医療・福祉 | 15% | 41% |
公務・教育・電気水道業 | 17% | 35% |
その他サービス業 | 13% | 34% |
年収別
金融資産保有世帯
平均値 | 中央値 | |
収入なし | 5% | 17% |
300万円未満 | 10% | 31% |
300~500万円 | 16% | 40% |
500~750万円 | 19% | 40% |
750~1,000万円 | 22% | 47% |
1,000~1,200万円 | 36% | 42% |
1,200万円以上 | 18% | 38% |
持ち家別
金融資産保有世帯
総収入 | 臨時収入 | |
持ち家 | 11% | 29% |
非持ち家 | 14% | 38% |
居住地別
金融資産保有世帯
総収入 | 臨時収入 | |
北海道 | 15% | 33% |
東北 | 12% | 35% |
関東 | 14% | 38% |
北陸 | 11% | 34% |
中部 | 13% | 39% |
近畿 | 11% | 37% |
中国 | 17% | 31% |
四国 | 9% | 33% |
九州 | 12% | 34% |
まとめ:他の人たちに負けないように資産形成しよう!
今回は家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯調査、令和2年調査結果)の調査結果を紹介しました。
過度に気にするのはよくありませんが、他の方々に負けないように頑張ろうと思えるのであれば、人と比べることは悪いことではありません。
また、他の人よりも貯金があればこれからの生活に対して楽観的もなれると思います。
難しいかのしれませんが、他の人に負けないように、かつ気にしすぎないように資産形成していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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