こんにちは!投資の世界では日々新しいテーマが登場しますが、今、投資家たちの間で密かに、かつ熱く注目されているテーマを知っていますか?
それは、「量子技術」です。
「なんだか難しそう……物理の話?」と感じる方も多いかもしれません。確かに内容を隅々まで理解することは難しいと思います。
しかし、SBI岡三アセットマネジメントから新たに設定される「ニュートン・量子技術関連株式ファンド」は、私たちの「資産形成」を加速してくれる可能性がある注目のファンドです。
今回は、初心者の方でも一記事で丸わかりになるよう、量子コンピュータの基礎知識から、このファンドのメリット・デメリットまで徹底的に解説します!

そもそも「量子コンピュータ(量子技術)」とは?
量子コンピュータは、ミクロな世界のことを取り扱う量子力学という考え方に基づく特性を応用して計算をするコンピュータの総称です。世界中でさまざまな方式の量子コンピュータが研究・開発されています。
量子コンピュータと古典コンピュータの違い

現在、私たちが使っているスマホやPC、そして世界最速を誇るスーパーコンピュータ(富岳など)は、すべての情報を「0か1か」というビットで処理しています。これを「古典コンピュータ」と呼びます。
例えるなら、古典コンピュータは「迷路の出口を、一歩ずつ進んで行き止まりにぶつかったら戻り、また別の道を行く」という解き方をします。
対して、量子コンピュータは「量子ビット」という特殊な性質を使います。これは「0でもあり、1でもある」という状態を同時に持てるため、「迷路のすべての道を、一気に調べて、一瞬で出口を見つける」ことができるのです。
なぜ今、量子技術が必要なのか?
「今のままでも十分速いんじゃないか」と思うかもしれません。しかし、現代社会には、今の最強のスパコンでさえ「計算に数万年かかる」と言われる難問が山積しています。
- 新薬・ワクチンの開発:ウイルスに効く物質の組み合わせは天文学的な数です。
- 新素材の発明:電気自動車の航続距離を劇的に伸ばす次世代バッテリーの開発。
- 物流・渋滞の最適化:世界中のトラックが最も効率よく動くルートの計算。
これらを「数分、数秒」で解決できる可能性を秘めているのが量子技術なのです。
「ニュートン・量子技術関連株式ファンド」の概要
本題のファンドについて見ていきましょう。このファンドは、まさに今説明した「未来のインフラ」を作る、あるいは使う企業に投資する商品です。
基本情報
| 名称 | ニュートン・量子技術関連株式ファンド |
| 略称 | クアンテック |
| 運用会社 | SBI岡三アセットマネジメント株式会社 |
| 信託報酬 | 0.1958%/年(税込) |
正直、手数料はものすごく高く、とてもおすすめできる水準ではありません。
ただ、それを補って余りあるほど投資対象が魅力的です。
運用のプロ「ニュートン」とは?
このファンドの名前に付いている「ニュートン」は、世界的な金融グループであるBNYメロン傘下の「ニュートン・インベストメント・マネジメント・ノースアメリカ・エルエルシー」を指します。
彼らは「アクティブ運用」のスペシャリスト。単に機械的に株を買うのではなく、「本当に量子技術で利益を出せるのはどの会社か?」を厳しく見極めるプロ集団です。
どんな企業に投資するの?
このファンドは特定の指数に投資するファンドではなく、投資先も現状明らかにされていません。
このファンドに投資する3つのメリット
① 圧倒的な成長ポテンシャル
インターネットが登場した時、あるいはスマートフォンが普及した時、私たちの生活は激変しました。量子技術はそれらと同等、あるいはそれ以上の「パラダイムシフト」を起こすとされています。
2030年代に向けて市場規模は右肩上がりに拡大すると予想されており、「今のうちに種をまいておく」先行者利益が期待できます。
② プロが厳選する銘柄に投資できる
量子技術関連の企業は、まだスタートアップに近い会社も多く、個人で「どの会社が生き残るか」を判断するのは至難の業です。
このファンドなら、世界中の情報を網羅する専門家が、将来のNVIDIAになるような企業を代わりに選んでくれます。
③ 特定の国に縛られないグローバル投資
量子技術の覇権争いは、アメリカだけでなく、欧州やアジアなど世界中で繰り広げられています。このファンドは世界中の株式を対象にしているため、特定の国のリスクを抑えつつ、世界全体の成長を享受できます。
知っておきたいデメリットとリスク
良い面ばかりではありません。投資信託である以上、リスクもしっかり理解しておきましょう。
① 値動き(ボラティリティ)の激しさ
量子技術はハイテク分野の中でも特に「期待値」で買われる傾向があります。そのため、景気が悪くなったり金利が上がったりすると、株価が大きく下落することがあります。「短期で大儲け」を狙うと、大きな火傷を負う可能性があります。
② 実用化までのタイムラグ
量子コンピュータが完全に普及し、企業の利益に貢献し始めるまでには、まだ数年〜10年程度の時間がかかると言われています。そのため、購入してすぐに利益が出なくても、じっくり待てる忍耐強さが必要です。
③ コスト(信託報酬)の問題
低コストなインデックスファンド(S&P500など)に比べると、プロが調査を行うアクティブファンドであるため、手数料(信託報酬)は高めに設定されています。
そのコストを支払っても余りあるリターンが期待できるか、という視点が重要です。
どんな人におすすめ?
- AIの次の大きなテーマを探している人
- 10年、20年という長期のスパンで資産を増やしたい人
- ワクワクするような最先端技術を応援したい人
成功するための投資のコツ
もし投資を検討するなら、「一括で購入しないこと」が最大のポイントです。毎月決まった額を積み立てる「ドル・コスト平均法」を利用して、価格が高いときも低いときも淡々と買い増していくことで、リスクを抑えながら未来の成長を待つことができます。
最後に:一歩踏み出してみよう!
量子技術は、もはや空想科学ではありません。SBI岡三アセットマネジメントがこのタイミングでファンドを投入してきたということは、それだけ「ビジネスとしての現実味」を帯びてきた証拠でもあります。
まずは少額から、未来への投資を始めてみてはいかがでしょうか?
「あの時、量子ファンドを持っておいてよかった!」
10年後の自分にそう感謝される日が来るかもしれません。
