こんにちは、ちゅーやです。
今回は面白いサイトがリリースされたので紹介します。
2021年10月31日に衆議院議員選挙が控えていますが、近年、若者の政治への関心が薄れています。
総務省によると、20代の国政選挙投票率は33.85%と最も低い結果となっています。一方、60代の投票率は70.04%ですから政治家が高齢者を優遇する政策を取ろうとするのは至極当たり前です。
そんな中、若者に投票してもらおうとする動きが数多く見られます。今回はそのうちの一つである「JAPAN CHOICE」について解説します。
今までありそうでなかったサービスで、非常に面白いものとなっています!
この記事を読めばわかること
✔ JAPAN CHOICEとは何か
✔ JAPAN CHOICEの使い方
JAPAN CHOICE とは
投票のための全ての情報がそろうサイト
JAPAN CHOICEは、2017 年に政治的公平性を担保しつつ、 政治情報のまとめを発信をしているサイトです。
全ての有権者に対して、 投票する際の手助けとなる情報を提供することを目的としており、 過去2回の選挙で約50万人のアクティブユーザーが利用しています。この度、10/19にアップグレード版がリリースされました。
運営団体:Mielka
Mielka(ミエルカ)は 若者×政治 をテーマに2014年に発足した学生NPOです。 若年層投票率の低下・政治参画意識の低下に危機感を抱き、ワカモノ世代を主な対象に、社会のこと・政治のことを「じぶんごと」として身近に考えようというメッセージをワカモノ目線・政治的中立公平な立場から発信しています。
私たちについて | NPO法人Mielka
Mielkaは若者の政治的無関心に危機感を抱き、発足したNPO団体で、若者と政治の見える化を通して若者の政治参画の推進や投票率改善を目的としている団体です。
JAPAN CHOICE以外にも様々な活動を行っているので、気になる方はMielkaHPからチェックしてみてください。
サービス内容
議員pedia(ペディア)
議員pediaは議員にどんな考えの人が多いのかを視覚的に感じ取れるサービスです。
例えば、上の画像は夫婦別姓について賛成の議員は左、それ以外は右に、そして上に女性議員、下に男性議員が表示されるようになっています。丸1個が議員1人を表していて、色によって政党が区別され、大きさによって当選回数区別されています。
上の画像から以下の3つのことが分かります。
①夫婦別姓に対して賛成の議員はそれ以外に比べて少ない
②女性議員は夫婦別姓に前向き
③自民党は夫婦別姓に後ろ向き
他にも原子力発電や消費税増税、教育の無償化など様々な分け方ができるため、投票する政党を選ぶときに非常に役立ちます。
公約実現度
前回の選挙で掲げていた公約がどの程度実現されたかを確認することができます。また個別の政策をクリックするとその詳細が確認でき、その政策実現に対する取り組みの評価なども記載されており、政治が全く分からない方でも理解しやすいように工夫されています。
公約は国民との約束事です。この公約の実現数が少ないということは、それだけ国民との約束を破っているということです。こうしたデータも投票行動をするにあたって非常に役立つはずです。
政策比較
政策比較のページでは文字通り、各政党の政策を比較することが出来ます。以下のように図で分かりやすくまとめられているので、どの政党に投票するかの材料になります。
また、政策だけでなく論点も記載されているので、どこに着目すれば良いかわからないという方でも理解しやすくなっています。
投票ナビ(投票マッチング)
投票ナビでは16の質問に答えるだけでどの政党と考え方が似ているかを診断してくれるサービスです。実際に私がやってみた結果が以下の画像です。
私は、自由民主党と公明党、日本維新の会と相性が良いことがわかりました。実際、各政党の政策を見ていても自民党の政策に魅力を感じていますし、日本維新の会にも好感を持っているためこの診断は精度が高いなという印象です。
そのため、「政治のことはよくわからない」「考えるのが面倒」という方は一度この診断をしてみてはいかがでしょうか。自分にぴったりな政党が見つかるはずです。
世論調査の推移グラフ&出来事チャート
このページでは、内閣の支持率・不支持率の推移を確認できます。また、マウスを年月に合わせると、その時点での支持率・不支持率を確認できるだけでなく、その月のニュースを振り返ることもできます。
投票行動に直接結びつくことは少ないかもしれませんが、歴史を振り返って勉強してみるのも案外面白いですよ。
候補者を見る
自分の選挙区の候補者をネットで確認できるサービスです。立候補者がどんな人でどんな政策に重点を置いている人なのか、ネットで確認することが出来れば非常に便利ですよね。
このサービスはまだ実装されていませんが、今後のアップデートで実装されることに期待しましょう!
まとめ:衆院選挙に投票しに行こう!
今回は投票するにあたって役立つサイトであるJAPAN CHOICEを紹介しました。会員登録不要で気軽に使えるだけでなく、非常に役立つ内容が豊富なのでぜひ活用してみてください。
特に若い方は投票率が低く、政治家に軽視されがちです。しっかりと政治に関心を持って、「私たちも投票するんだぞ!」という姿勢をアピールし、若者向けの政策を引き出していきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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