こんにちは、ちゅーやです。
三菱UFJ信託銀行の情報銀行であるDprimeを紹介します!
2015年に個人情報保護法が改正され、法的には情報銀行が設立可能になりました。
そもそもなぜ情報銀行という考え方が出てきたかというと、企業がいわゆるビックデータを活用し、大きな利益を上げていることに起因します。
これらの情報はもともとは私たち消費者のものです。そのため、情報を出している消費者にも対価を受け取る権利はあるはずです。
今回は情報銀行の1つであるDprimeを紹介します!
この記事を読めば分かること
✔ Dprimeとは
✔ 始め方・やり方
✔ メリットデメリット
✔ どんな報酬がもらえるのか
Dprimeとは
運営会社 | 三菱UFJ信託銀行 |
対応環境 | iOS12~14 Android利用不可 |
対象年齢 | 20歳以上 |
利用可能端末 | スマートフォン |
利用料金 | 無料 |
データ削除 | 可 |
三菱UFJ信託銀行が運営する情報銀行
Dprimeは、三菱UFJ信託銀行が運営する情報銀行のことで、パーソナルデータを企業へ提供することで、対価を受けることができるサービスです。
従来は自分のデータは勝手に企業に使用されていましたが、これからは自分の情報は自分で管理し、以下の画像のような仕組みで対価を受けられる時代になっていきます。
実際にどのようなデータが対象になるか、以下に例を挙げておきます。
- 身体・年齢などの個人情報に関するデータ
- 観光や金融に関するデータ
- 医療・介護・健康状態に関するデータ
- 人材(どこの業界を志望しているかなど)
- 電力使用量などの家庭でのデータ
- 移動先に関するデータ
また、データを提供する際は、個人がデータ提供先を選ぶことができ、信用できる会社だけに情報提供をすることが可能です。
どんな対価(報酬)がもらえるの?
情報銀行を利用するにあたって、「どんな対価がもらえるか」は非常に重要な要素だと思います。
2021年11月時点での報酬の例を記載しておきますので、参考にしてください!
- 抽選で20~25人にAmazonギフト券500~1000円分
- オンラインショップでの商品購入した方に今治タオルプレゼント
- 除菌ハンドスプレー「サニテーション」プレゼント
- 対象商品10~20%OFFクーポン
- etc…
対価は〇〇%OFFだったり〇〇円OFFという特典が多い印象です。
情報管理はどうなっているの?
情報銀行の認定は、一般社団法人日本IT団体連盟が行っています。
情報銀行に対する情報管理の要求事項は、一般的な企業に対する要求事項よりも多くなっており、万全の情報管理体制を敷くことを要求しています。
一般的な要求事項
- 個人情報保護法
- JIS Q 15001:2017(プライバシーマーク認証の要求事項)
- JIS Q 27001:2014(ISMS認証の要求事項)
- リスクマネジメント(リスク分析表/JIS Q 31000)
- JIS X 9250 プライバシーフレームワーク
- JIS X 9251 プライバシー影響評価ガイドライン(2021年1月20日公示)
- オンラインサービスにおける通知と同意(ISO/IEC 29184 (日本語対訳あり))
情報銀行特有の要求事項
- ①提供先第三者の監督義務
- ②「データ倫理審査会」の設置
- ③モデル約款(個人)、モデル契約(提供元/提供先)
- ④再提供の原則禁止、デフォルト・オンの禁止
- ①提供先第三者の監督義務
-
個人情報保護法・JIS Q 15001では提供先の監督義務を求めていません。
しかし、情報銀行においては、情報提供先と契約をして終わりではなく、実地監査などの手段を講じることを求めています。
- ②「データ倫理審査会」の設置
-
データ倫理審査会を設置し、事業者の視点ではなく利用者の視点で、個人データが適切に利用されているかを判断します。
- ③モデル約款(個人)、モデル契約(提供元/提供先)
-
プライバシーポリシーの約款化を行います。
- ④再提供の原則禁止、デフォルト・オンの禁止
-
情報提供には、都度個人の承認を求めます。
また、デフォルトオンでは同委の意思が明確でなく、誤って情報提供してしまう場合も考えられるため禁止。
デフォルトオン
例えば、何かの会員登録をした際に、「〇〇からのお知らせを受け取る」という表示を見たことはありませんか?
そこにチェック欄があり、デフォルトでチェックが入っている状態を「デフォルトオン」と言います。
メリット
お金や割引券等の対価をもらえる
メリットは対価をもらえるところにあります。
私たちにとって情報は重要なものですが、費用はゼロです。生活しているだけで多くの情報が生み出されます。
そうした情報を提供するだけで対価をもらえることができるのはうれしいポイントですね。
ただ、割引券をもらう際は、その商品やサービスが本当に欲しいものかどうかしっかりと考えた上で利用しないとむしろ損になる場合があるので注意してください!
パーソナライズされたオファーが届く
Dprimeでは個人の趣味嗜好に関する情報も収集するため、個人の趣味嗜好にあったオファーを届けることができます。
既存のサービスをお得に利用することができるだけでなく、新サービスもいち早く知りことができればうれしいですよね。
毎日Dprimeのオファーを確認することが楽しい、となるような世界を目指したいと執行役員経営企画部デジタル企画室長の田中さんは発言していました。
そうした世界を期待したいですね!
デメリット
情報が漏洩する可能性がある
デメリットは情報が漏洩する可能性があることです。
情報銀行は強固な情報管理体制を築いているとはいえ、内部もしくは外部からの攻撃によって情報が漏洩しないとは言い切れません。
ただ、「情報管理はどうなっているの?」で前述した通り、情報銀行の認定には厳しい基準があるため、簡単には情報漏洩が起こらないようになっています。
Dprimeを利用する際はこうしたデメリットも知ったうえで利用したいですね。
始め方・やり方
まずはアプリをダウンロードして新規登録
- 利用規約に同意する
- メールアドレスを入力する
-
メールアドレスを入力し、「メールの送信」をクリックします。
すぐに入力したメールに認証コードが届くのでその認証コードをアプリの所定の位置に書き込んでください。コピペでもOKです。
- 情報入力
-
パスワードや性別等の情報を入力します。
全ての情報を入力し、次のページに進んだら「シリアルコード登録」の画面が出ます。シリアルコードを持っている場合は入力してください。
- 登録完了!
-
ここまでの作業を終えれば会員登録は完了です。
本人確認をする
- 本人確認画面へ移動
-
本人確認は「メニュー」→「本人確認(登録・変更)」から行うことが可能です。
- 注意事項を確認
-
本人確認作業にあたっての注意事項が記載されているので、よく読んだうえで、「手続きを開始する」をクリックしてください。
- 情報の入力
-
指示された情報を入力します。
全て入力し終えたら「次へ」をクリックしてください。
- 入力内容の確認
-
ひとつ前のページで入力した内容に間違いがないかを確認し、問題無ければ「本人確認書類提出」をクリックします。
- 提出する本人確認書類の選択
-
提出する本人確認書類を選択します。どれを提出しても不利になることは無いので提出しやあ吸い物を選択してください。
- カメラへのアクセスの許可
-
本人確認書類の撮影及び本人確認書類に記載の人物と申込者が同一人物であるかをオンラインで判断するために、カメラを使用する必要があります。
そのため、カメラのアクセスは「許可」を選択してください。
その後は、画面に表示される案内に応じて撮影を行ってください。
- 申請完了!
-
以下のような画面が表示されれば登録は完了です。
申請内容は確認に2~5営業日かかるので気長に待ちましょう。
お疲れ様でした!
データを貯める
アプリ上部に「行動履歴」と「資産情報」と「About Me」の表示があります。
行動履歴:スマホの位置情報へのアクセス許可
資産情報:Moneytreeとの連携
About Me:質問への回答
上記の情報をアプリに登録することでオファーを応諾できるようになります。
オファーを応諾する
アプリの「オファー」内からオファーを確認し、良いものがあればオファーを応諾して対価を受け取りましょう!
評判・口コミ
キャンペーン実施中!(11/30まで)終了
・オファー応諾で、1,000円分のAmazonギフト券
・3つ以上のオファー応諾で、10,000円分のAmazonギフト券が100人に当たる
オファーを応諾するだけでAmazonギフト券がもらえるので非常にお得なキャンペーンですね。
興味のある方はぜひ参加してAmazonギフト券をGETしちゃいましょう!
まとめ
今回はDprimeについて解説しました。Dprimeは情報を提供するだけで様々な特典を受けることができます。
興味がある方はぜひインストールして利用してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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