S&P500トップ10とは?
指数の概要
S&P500トップ10は、世界で最も有名と言っても過言ではないS&P500指数から派生した指数で、下記の図のような特徴を持っています。

S&P500のうち30%超を占める?
S&P500は、時価総額加重平均型の指数であり、時価総額が大きい企業ほど高い比率配分されています。
そのため、S&P500トップ10は、10銘柄しか構成銘柄がないにもかかわらず、S&P500の時価総額の約33%を占めています。

10銘柄と聞くと怖いかもしれませんが、時価総額の観点からは十分分散されているといっても差し支えないです。
構成セクター

情報技術セクターが最も多く、6割近くを占めています。
近年、米国株や全世界株における情報技術セクターの割合も高くなっておりますが、高くても30%程度であり、それらと比較してもこの比率は高いと言えます。
銘柄の見直し

銘柄の見直しは年に一度6月に行い、構成比率の調整は3ヶ月に1度3,6,9,12月に行われます。
これらを自分1人でやろうとするとかなりの手間なので、投資信託にお任せできるのは大きなメリットです。
S&P500とS&P500トップ10の比較
概要
S&P500 トップ10 | S&P500 | |
銘柄数 | 11 | 505 |
ITセクター 比率 | 59.5% | 31.4% |
信託報酬 (最安値) | 0.10725% | 0.077% |
S&P500トップ10は、S&P500よりもITセクターに偏っており、銘柄数も11銘柄と少ないため、リスクをかけています。
10年リターン

過去10年リターンは、S&P500トップ10の方がS&P500よりも良い結果となりました。
過去10年は巨大IT企業が大きく株価を伸ばしたことで、それらの構成比率が高いS&P500トップ10のパフォーマンスが高くなったと推測できます。
どんな人におすすめ?
S&P500トップ10は、S&P500よりもハイリスクハイリターンな投資となっています。
リスク許容度が高い方々におすすめです!
- 若い
- 投資期間を長く取ることができる
- 扶養者がいない
- いローンなどの借金がない
S&P10に投資するには?
S&P10に投資したい場合は、Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)に投資する必要があります。
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の基本情報
運用会社 | 日興アセットマネジメント |
管理費用 (含む信託報酬) (税込) | 0.10725% |
純資産 | 502.10 億円 (2025.2.13現在) |
購入手数料 | 0% |
信託財産留保額 | 0% |
管理費用は0.1%代とかなり低めに抑えられており、十分投資するに値する水準で、純資産も500億円超と規模が大きくなっています。
各数値に問題はなく、リスクを許容できる方には非常におすすめです!
さいごに
S&P10について紹介しました。気になったらぜひ投資してみてくださいね!
ちなみにわたしは、、、投資しません。ここまで紹介しておいてなんやねん!と思われるかもしれませんが、新しい投資信託に投資するの面倒なんですよね。
よっぽどのものが出てこないと重い腰は上がりません笑
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