こんにちは、ちゅーやです。
マイナンバーカード発行・預貯金口座登録などでマイナポイントが付与されることに関連した話題を取り上げていきます。
政府は、マイナンバーカードの新規発行、健康保険証としての利用手続き、預貯金口座の紐づけを行った方に対して、最大2万円分のマイナポイントポイントを段階に応じて付与する方針を示しました。
しかし、預貯金口座を登録することに対して以下のような不安を覚える方もいると思います。
✔ セキュリティ体制は大丈夫?
✔ 将来的に預貯金にも課税されるんじゃ?
そこで、今回はなぜ政府はマイナンバーカードと預貯金口座の紐づけを行って欲しいのかを考えていきたいと思います!
マイナポイント2万円分付与の概要
条件 | 付与ポイント数 |
新規発行 | 5,000 |
健康保険証登録 | 7,500 |
預貯金口座紐づけ | 7,500 |
マイナポイントを2万円分獲得するためには3つの条件があり、それぞれを達成するごとにポイントが付与されます。
そのため、すでにマイナンバーカードを発行されている方は最大15,000円分のポイントしか獲得できないということになります。
政府の目的は何?
給付金をスムーズに手間なく給付したい
特別定額給付金の申請遅延
2020年に、国民全員に制限を付けずに一律10万円(特別定額給付金)が給付されました。
しかし、申請書類が各家庭に届くまでに1カ月以上、申請してから振り込みが行われるまでも1カ月以上かかる自治体も少なくありませんでした。
本来、特別定額給付金はコロナ禍で傷んだ家計を支援するために給付されたものであるにもかかわらず、上記のように給付までに時間がかかったことで批判が相次ぎました。
オンライン申請の方が時間がかかった
また、オンライン申請の方が紙の申請よりも多大な時間がかかったことも課題として浮き彫りになりました。
紙の申請よりもオンライン申請の方が早く終わると期待されてオンライン申請が導入されましたが、実際にはオンライン申請の方が処理が遅くなるという事態が発生してしまったのです。
マイナンバーカードと各人の銀行口座情報が紐づけられていなかったことが原因で、各自治体の担当者が申請受付情報をパソコン画面で確認しながら、2人がかりで口座番号などを目視確認することとなってしまったようです。
他にも、入力情報の不備などがあったりとオンライン申請には多大な時間と労力がかかる結果となり、オンライン申請の受付を停止する自治体も少なくありませんでした。
人件費を削減したい
日本は債務残高がGDPの2倍を超えており、非常に高い国です。金額にすると1,074兆円となっています。
こうした中、業務効率化を行い人件費の削減をすることで、少しでも財務健全化していこうとしています。
国民の資産を把握したい
これはマイナンバーカードと預貯金口座の紐づけ反対派の意見としてよく出てくるもので、「国民の資産が管理され、預金封鎖や預金に課税される」という意見です。
実際、その可能性は否定できません。
戦後間もないころに預金封鎖は実施されていますし、現状の日本の借金は過大に膨れ上がっているためです。
しかし、税金には以下の3つの原則があり、「公平の原則」を破らないようにしなければなりません。
実際に預金課税が開始されたり、預金封鎖が行われる際は全国の国民に平等に行われるような仕組みになるため、「預金課税や預金封鎖」と「預貯金口座の紐づけの有無」の間に関係はありません。
預金課税が始まる時は全国民に対して課税され、逃れることは不可能でしょう。
※あくまでも当ブログの見解としては「問題ない」ということです。様々な情報を集め、自分で判断することをお勧めします。
預貯金口座紐づけのメリット
7,500円相当のマイナポイントがもらえる
冒頭でもお話した通り、7,500円相当のマイナポイントがもらえるのは大きなメリットです。
お金に釣られるのは癪かもしれませんが、もらえるうちにもらっておきましょう!
給付金が迅速かつ簡便にもらえる(かも)
マイナンバーカードと預貯金口座の紐づけが完了すれば、今回の特別定額給付金のようなゴタゴタはなくなり、迅速に給付金が給付されることが期待できます。
しかも、紙の手続きのように氏名、住所、捺印・・・と様々なことをする必要がなく、マイナンバーを伝えるだけで良いので非常に簡単に申請することができるようになるでしょう。
預貯金口座紐づけのデメリット
サイバー攻撃リスク
マイナンバーと預貯金口座の情報を自治体が管理することになると、より多くの情報を取り扱うことになるため、サイバー攻撃による情報漏洩がリスクになります。
なお、2015年の年金機構の情報漏洩により、総務省はサイバーセキュリティを強化しています。
参考:総務省
預金が税務署などにばれる?
預金課税ももちろんですが、税務署に預金がばれる可能性があることもデメリットになるかもしれませんね。
しかし、税務署が徴収するのは本来納めるべき税金で、「脱税」をした方しか損をしません。
普通に納税している方にとっては無縁のデメリットでしょう。
まとめ
今回はマイナンバーカードと預貯金口座の紐づけに関して解説しました。
私は、預貯金口座の紐づけを行おうと考えていますが、怖いと感じる方はもっといろいろ調べてみることをおすすめします。
納得した上で手続きをすることが何よりも重要です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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