- ポイント還元率がお得な証券口座
- 投資信託保有残高別のポイント還元率
- つみたてNISAを長く続けるならお得な証券口座と、短期間ならお得な証券口座


つみたてNISAについて
つみたてNISAについては数多くのサイトやテレビ番組等で取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。
そのため、詳細については省略しますが、下記の記事で概要について記載している他、新NISAについてはYouTubeで解説しています。

つみたてNISAに関しては、いくつか記事を出していますので、つみたてNISAを始める際の参考にしていただければと思います!


つみたてNISAのポイント還元率を比較する証券口座および条件
今回はつみたてNISAのポイント還元率について、最大還元率と通常還元率、また主観ではありますが、ここまでなら手間をかけずに達成できると感じるポイント還元率についても記載しています。
最大還元率がいくら高くても、手間がかかりすぎては意味がありません。
どこまで頑張れるかは人それぞれですが、無理をしすぎず、継続できる範囲でお得に取引してもらえたら良いんじゃないかと感じています。
比較する証券口座および条件
各証券口座の比較結果
つみたてNISAのポイント還元率比較(表)
楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
通常還元率 | 0.2%or0.5% | 0.5% | 1.1% | 1.0% |
最大還元率 | 2.8% | 5.0% | 1.1% | 1.0% |
現実的な 最大還元率 | 0.5% | 1.0% | 1.1% | 1.0% |
投資信託保有 還元率(年率) | なし※1 | 0.022~0.05%※2 | 0.03%※2 | 0.05~0.24%※3 |
おすすめ度 | ☆☆★★★ | ☆☆☆★★ | ☆☆☆☆★ | ☆☆☆☆☆ |
※2:投資信託の種類によってポイント還元率が変化
※3:保有金額によってポイント還元率が変化
クレカポイント還元率については、マネックス証券が一番良いですが、投資信託保有によるポイント還元率が低いのがネック。
逆に、auカブコム証券は投資信託保有によるポイント還元率が他の証券口座と比較して高く、最低でも0.5%、投資信託の保有残高が100万円を超えると0.12%に跳ね上がるので非常に優秀です。
投資信託の保有残高別ポイント還元数(グラフ)
表だけでは実際の還元率が分かりづらいと思うので、資産の残高別に月間のポイント還元率を下図に記載しました。

投資初期はマネックス証券のポイント還元数が多いですが、徐々にSBI証券やauカブコム証券が追い上げていき、投資信託の保有残高が167,000円になったあたりから逆転が起きます。
その後は投資信託の保有残高が100万円になるまでSBI証券とauカブコム証券が同率1位ですが、投資信託の保有残高が100万円を達成した瞬間にauカブコム証券が圧倒的な1位となりました。
それ以降は、auカブコム証券とそれ以外とで差が開いていく一方となります。
累計ポイント獲得数の比較(グラフ)
月間ポイント還元率については、投資信託の保有残高が100万円以上になればauカブコム証券が一番お得ということは分かりましたが、投資初期はマネックス証券が一番お得です。
では、実際にどれくらい投資を継続すればマネックス証券よりもauカブコム証券がお得になるのでしょうか?
計算してみましたので、下にグラフを載せます。

なお、条件は以下の通りです。
- 毎年40万円投資
- 投資信託の評価額の増減については加味しない
- 楽天証券の一定資産額に達した際にもらえるポイントも加味する
auカブコム証券がマネックス証券の累計ポイント還元数を超えるためには4~5年必要なことが分かりました。また、SBI証券がマネックス証券に追いつくのはピッタリ10年後です。
これに加えて、投資信託の評価額の上昇も考えれば、マネックス証券に追いつくのはもう少し早いかもしれません。
最後に:auカブコム証券は投資信託を保有することで非常にお得
今回はつみたてNISAでお得な証券口座について考えてきました。
つみたてNISAを長く続けるつもりならauカブコム証券が圧倒的にお得です。そもそも、つみたてNISAは長く続けることが前提なので多くの方にお勧めできるかと思います。
また、今後新NISAに移行しても同様の制度が継続されるかと思いますので、参考にしていただけるかなと考えています。